
どうもー、才紫です。
もう雪が降ってる所があるんですね。うん、寒いわけで。東京もめっきり冷え込んで冬の装いです。
そして我が家は娘から始まり、カミサンへ、そして私へと……風邪リレーのアンカーバトンを受け取った所です……。ううぅ……。
16(日)は午後3時から秋葉原の写真スタジオをお借りしての独演会でした。
この会は4回目を迎えましたが、過去3回は東京の日野で「平山城址寄席」として、やはり別荘をお借りしてやってました。そして主催者は、私の見習い時分からお世話になっている、大変有難い方々です。
そう……あれは私が二ツ目になって1年経ち、自分をかなり見つめ直している頃でした。
「才紫さんの会をやりたいんだけど、どうかな?」
嬉しい一言でした。本当に。でも正直怖かった。だって、お客様を独演会で喜ばせる技量なんてない! って思ってたし、事実でしたから……。
進んで色んな会に参加して、噺を増やして、高座にかける……だけで精一杯でした。
そう、いま言った中に【考察】が見事に欠けてました。しゃべるのに【考察】が欠落してたら、何を伝えたくて話してるのか……、と今は当たり前に思えますが。
当時は「自分を見て!」 だけで必死だったんです。今の私がそれを見たら投げを決めて抑え込む状態でしたが……。
主催者の方と色々お話しして、「できる限りやってみよう」と思い、ご迷惑も顧みずお引き受けしました。
その半年後。
豪華客船【にっぽん丸】に乗船して半月の日本一周の仕事を終えた11月下旬。京王線に乗り、回想にふけってました。当日の車内のひとコマ。
「ああ、あのあたりで遊んだなあ……あそこでも呑んだよ、うん……その後フラレたんだな……。やっぱり見なきゃよかった……。」
そう、京王線は私の青春列車。毎日、大学に通っていた思い出トレイン。車窓が記憶を呼び起こしていました。
そして落語会。前座さんを頼んでいたまでは良かったんですが、どうしても彼が寄席に行かなきゃいけない。これは仕方ない。
「いいから、高座下りたら行きな。 えっ? いや、ホントに大丈夫。問題ないから行きなって!!」
開演前の会話ですが、時間が来ても開演にならない!
主「すいません! もう少々お待ちください! そろそろ来るはずなんですが……。」
別荘ですから小さなスペースです。皆さんも開演時間が押してお待ちかね……。んんっ?! ぬぅう!!!
才紫「誰だよ、遅れてるのはー。こっちも都合があるんだからさー、 勘弁してくれよー!!」
と、息まいてる所に到着しましたよ。そのご迷惑さまが!!
○「すいませーん! 遅くなりましてー!!」
長い髪を左右に振り乱しながら、勢いよく入ってきた女性……これが、私のカミサンになる人です……。
ハハハ……です。ホント、わからないもんです、こればっかりは。
所帯を持って今でもあの時の話になりますが、縁だけはわかりません。
そんな思い出のある、年に一回の寄席。
2回目に結婚してました。
3回目に子どもが産まれてました。
そして今回。自身のいい報告にプラスで、同期の兄弟子たちも先日入籍! そして、先ほど話した前座さんが二ツ目昇進して後、やはり先日入籍!!
そんな私は今、【伝道師】と呼ばれてます。いい目してますよー。ホント。
ま、それはいいとして。
来年も秋葉原寄席が皆さんの幸せを呼び込めるように、ぜひぜひ頑張りますからお願いしまーす!!